AKAIのあ”ayU tokiO日野音楽室第Ⅲ

4/2 最近の話

AKAIのあ゛ にむけて調整を進める。

作業をしていく中で、ライブにせよ音源制作にせよ(自分としては現状この二つはほぼ同じ様なもの)
MPC2000の他にも[音源]となる機材が必要だと思うようになり、手持ちの機材を見直す。

・AKAI S700(1音源のみ出る)、
・AKAI S900(1音源のみ出る)、
・KORG VOLCA(1音源のみ出る)

1音源のみが発音されるアンサンブルを聞いて「なんか違うなこれ」と思った(至極当たり前)。
イメージする様に1つのMIDIケーブルで複数のトラックの信号を渡し、それぞれ別の音色で鳴らせる音源のことを、昔どこかで聞いたことのあった[マルチティンバー音源]と言うのだということに気づく。
前からうっすら知っていた単語の意味をきちんと知って、当事者として実際に使うようになるのは何かの門をくぐった様な楽しさがある。

結果的にMPC2000改造のためにパーツ取りとして手に入れ、床に転がっていたS3000XLというメカはまさにAKAI初の[マルチティンバー音源モード]搭載機種とのことで、ayU tokiO採用となりました。
十字キーのあたりも同じようなフィーリングです。この上ないマッチ感です。
フロッピーの読み込みでバグって変な音になる時あります。

画家の山口幸士さんの展示イベントを見に。

予備知識はほぼなかったが凄いものには一気に惹かれる。最高でした。
大体そういうものは自分の好きな人が運んできてくれるものだったりする。それも最高なこと。

まだまだ仕込みが続く。
Digital Performer(DAW)の小節の表示方法とMPCの表示方法は微妙に違うので、
「一旦DPのシーケンス上で設計図を書いてからMPCに打ち込んでいく」という方法でやっている自分としては頭が混乱する。
慣れるしかないやつ。慣れるまで頑張った。

スペシャでお世話になってた頃(2016年『新たなる解』)の担当であり、2018年『遊撃手』の 大ばか におけるドラマーである竹田さんの飲み仲間バンド[モンキーショルダース]のレコ発ライブへ。
竹田さんのドラムは最高。
この日にリリースされた音源のレコーディングミックスマスタリングを担当したこともあり、大いに楽しみました。
竹田さんに頼まれて作ったタンバチンはそよそよと風に揺れる葉のようにささやかに鳴っていました。(聞こえなかった。)

サンプリングした90個の音のパーツをフロッピー(USBだけど)から読み込ませるのには20分かかる。

できる限り手際よく、、とセッティング時のイメージを巡らせてたけど、試しに使ってみた[SCSI]と[ZIPディスク]によってその悩みと緊張が一撃で解消された。

デジタルな機械において、過去に何度か革命が起きてたんだろうけど、
フロッピー→ハードディスクの変化は相当ショックな感動があったんだろうな。

今回MPCを色々いじって作業してて一番感動した出来事です。本当に驚いちゃった。
人にとって一番価値があることは時間と労力を短縮できる便利さです。

ついに本番を迎えた『AKAIのあ゛』

各出演者、DJ、皆 素晴らしく。
平日の夜だというのにたくさんの人が遊びに来てくれて、最初から最後までいてくれた人もいてありがたし。
https://www.instagram.com/p/DHtPHXwSbgO/?utm_source=ig_web_copy_link


後日まとめ的な話、研究の成果をゆうくんに報告します。
そしてそれを近々公開します。

ありがたし。

世の発展を願って、他人のした良い仕事を積極的に発してこうと思う。(俺がやったかのように)

https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/40953
カジさんの体験そのものも記憶力も凄いし、まとめた天野くんの知的好奇心と構成力も凄い。
お二人ともお見事です。

そして、やっぱりカーディガンズ良いよねって思いました。

出演するはずだった
渋谷ストリーム前 稲荷橋広場 Shibuya Slow Stream vol.21 『勇気と呑気』
というイベントが雨天で中止となってしまい、パンと音楽とアンティークへ遊びに行く。

雨だしめちゃくちゃ寒かったけど、前回OCHA∞MEと共に出演させてもらった時と同じくパンは売れまくっており「パンは凄い」を改めて感じました。
夏目くん、COMEBACK MY DAUGHTERS、高井息吹さんのライブを見る。
それぞれみんな凄く良かった。

最後にカジさんのステージを見届けてから翌日のレコーディング仕事のため仕込み作業にスタジオへ移動。

たまに珍しいスタイルの「自分譜」を作る人に出会う。

ドラマ グランメゾン東京にハマり、一気に見る。

主人公が木村拓哉鈴木京香で、「おじさん」「おばさん」であること。
それでいて、あらゆる点で王道の少年漫画の様であること。
良かったです。

セリフのない一瞬の微妙な表情が伏線になってるので結局ながら見せず見ることになった。
全編通して一番良かったのはタンゴの喜びシーン。

長谷川海音くんの初EP『ひとつぶん』がリリース。
https://friendship.lnk.to/hitotsubun_hk

レコーディングミックスマスタリング担当しました。

長谷川くんとは今回初めてご一緒しましたが、しっかりと事前の打ち合わせなどをして取り組んで自分としても色々アイデアを提案するなどし、推し度の高い作品になってます。

長谷川くん、音源完成おめでとう!

良かったらぜひ聞いてみてください。


で、そのレコ発ライブにも出ることになっています。
4/13の昼 下北沢440にて。
予約はこちらから


修理の仕事。
この冬は例年より特にフレットサイドのバリが出まくった気がします。

コメント