ayU tokiOREV.02日野音楽室第Ⅲ機材神保町のアユ・トウキョー

9/1 最近の話

中学生の時以来25年ぶりにH2を読んだ。スマホで漫画を読む様になってからは合わせてコメント欄もチェックすることが多くなった。これがとても楽しい。

あだち充の漫画が好きだからほぼ全部読んでるけど、H2が良かったという記憶がないのはなんでだったのか謎だった。
今回改めてこの歳になって読み返してみても読後のしっくりこなさがあり、記憶に残したくなかったのかもしれない。
物語の決着の付け方には人の物事に対する基本的な考え方が滲み出るし、作品ごとではそれぞれの作品に対応したテーマに沿った意志を感じる。

決着をつけていく厳しい目線を持った作家のあだち充でなく、最高のぬるま湯に浸らせてくれるときのあだち充が好き。(実際はどっちも好き。)

この2曲はそっくりだと思う。
曲もそうだけどまずサウンドが。

打ち込みの音楽、リバーブの効いた音に抵抗のある人が自分の周りにもたくさんいるけど、自分はそういう音が大好きで、心がジーンとする。
っていうのは、「近道したい」みたいなサウンドの音楽を幼少期に浴びて育って、親しんでいるからなんだろうなと思う。

なので、オリジナルのドリフターを初めて聞いた時、「音は古臭く感じるけどなんだか懐かしい気持ちになるし、好き」 と思ったんだろう。
勝手な想像ではあるけど、きっとこの曲の作者の山川恵津子さんもソフトロックと呼ばれる様なジャンルの曲が好きなんだろうな。

イントロに入ってるチャラチャラした音ってその後の時代だったらウクレレで代用されていたんだろうなと思う。
それだとまた話が違ったんだと思う。

カセットMTR(TASCAM 238)とアナログミキサー(FOSTEX350)を使用したレコーディング。
更に、この日は自分がサンプラー(MPC2000)でシーケンスを流しながらバンドのベーシックを作っていく計画だったんだけど、事前に用意していたデータを紛失し、若干予定変更。

でかい/めんどくさい/あやうい というリスキーな要素を二つも盛り込んでの制作にも長時間付き合ってくれた砂の壁に感謝。
すごく良い曲なので自分も早くみんなに聞いてもらいたい。

そして、そんな砂の壁のこれまた別の新曲が公開されましたよ。↓

今回はオボくんの歌とアコースティックギターの弾き語りをベーシックとして、その後でバンドの音を重ねるというやり方でやってみるのが良いんじゃないかと思い、提案しました。
彼らにはこれまでにもいろんな音源の作り方を試してもらってきましたが、今回も良かった。
後半音がデカくなるタイプのミックスは自分も初めてだったので新たな知恵がついた。

またカセットMTR(TASCAM 238)とアナログミキサー(FOSTEX350)を使用したレコーディング。
録り重ねていく上で、この日のバンドのベーシスト清水くんが「だんだん曲のデザインが見えてきた」と言ったのが印象的だった。「デザイン」という言葉になるほどと納得。

デザインの共有は共同作業の場合とても重要。これについての仲間の認識が強ければ強いほど幸福な結果に近づける気がする。

9/6の試聴室でのライブのために練習。

恋する団地のピアノはこのスタジオで録った。
当時自分では録音なんて出来ないと思っていたし、出来る様にもならないだろうと思ってた。
池内さんに録ってもらった。
色んなこと思い出した。

ひかるくんがシンガポールの曲の歌とギターを録音しに来た。
ゆったりと時間をとって色んな話をしつつ、
数年越しの新しい音源の完成に向けた良いテンションのレコーディング。

日々別の人と同じ場所で同じ作業に向かうわけだけど、それぞれ課題は全くと言っていいほどに違っている。
その理由を辿ればそれぞれの事情というかバックグラウンドが見えてきて、それらを丸ごと抱えて制作に向かうのだ。
ポジティブにいられれば、大丈夫。といつも思う。最近前よりもっと思っている。
そこだけちょっと無理をさせる手伝いがレコーディングでの俺の仕事と思う。


またカセットMTRrec。
ミックスの完成が近くなり、次に必要な機材のことを考え始める。
アナログでの制作では機能を求めるのとは少し違った感じの物欲が伴う。見た目がかっこいいと思えるものがいい。

それと、こうやってアナログ制作を続ける中で、
欠点を補うための機材や行程だったことが、今は[能動的かつ微細な味付け]になってしまっていることについてこの頃考えている。
何事も[そもそもの意味]みたいなことは知っておいた方が良いと思う。
その方が感謝が大きくなって良いと思う。
感謝するとドーパミンが出て、やる気めっちゃ出るらしいよ。

下北沢都民協会での潮音さんのライブ、一曲だけお手伝いで参加。
「テレコでオケを流したい」と相談を受け、青い鳥のトラックをポータブルオープンリールに吹き込んで持って行った。

オープンリールの音量はリハーサルで微調整しつつだったけど最初から潮音さんは潮音さんらしい音楽空間を掴んでいてさすがだと唸った。
こういう無邪気さと臨機応変さがかっこいいんだよな。 と再確認。やっぱり自分の中でこの人は別格。
ライブ本編は全てが最高でした。

普通に嬉しそうな俺。
Tシャツと、協会のシチュエーションで、神ってる。

旧知の友人がやってきて録音。
同世代ならではの面白い話、哀しい話があって楽しい。

本当に必要なのか解らないけどどうしてもほしいものがある。
見た目がかっこいいと思えるものがいい。

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