博文さんの古希記念ライブが終わった。

「内緒でトリビュートアルバムを作ってしまおう」という平澤さんとの無邪気なアイデアだったが、随分と膨らんだ。
嘘に嘘を重ねて、本当にする感じ。
言い出しっぺは後には引けない。
あちこちで自分からの各方面への感謝などは一通り言い尽くしたつもりだし、
https://twitter.com/ayU_tO_tO/status/1797170481617072239
https://www.instagram.com/p/C7thC6TSllO/?img_index=1
snsで見られたお客さんの感想なども一通り目を通して自分なりに咀嚼した。良い反応ばかりで嬉しい言葉ばかりで安心した。
博文さんの全てを知るわけも分かるわけもない自分が、博文さんや、仲間や友人や後輩の方々、ファンの方々に対して一体どうしたら全員が納得のいく良い式になるのかということをこの数ヶ月考え続けた。
一つ一つを細かく書くとかなり長くなりそうなのでやめておくが、
CDに関しては自分が関わるアーティストの制作進行のストレスを軽減させられる様にすることを心がけた。
それはとても大変なことなんだけど(ちゃんと出来てたかどうかは知らない。)、
その中で自分が一番モチベーションを持ち続けられる様、自分のアーティストとしての領域を確保すること、そしてそれを表には出さないこと。
その結果が今回の「くれない埠頭」から汲み取ってもらえたら嬉しいです。
ライブでは「シーケンスを組み同期音を加える」ことを今回の自分のリスペクトであり指名と信じてそれをやり切った。
実際、これによって当時の作曲や制作のワークフローの一端に触れることができたのは事実だと思うし、無駄と見せかけて無駄じゃない感じはインディーの一番おいしい部分なんだから、やっぱり今回こそやらないといけないと思ってやった(ちゃんと出来てたかどうかは知らない。)。
これを汲んで「おもしろい」と言ってくれた人、思ってくれた人の事は一生忘れないし、まだ他にもいるなら出てきてくれ。と思う。
ちなみに、
再び音源の話に戻るが、「くれない埠頭」のベーシック演奏メンバーはライブにも通じており、結果としてライブの最後のBright Young & Old Wan-Gan Workersを実体化させるということがCD~ライブまでの自分のモチベーションの源となってました。
最後の最後、博文さんが一人で歌い切る という部分に関しては、僕〜夏秋さん(裏バンマスと言いたい)からの提案を博文さんが綺麗に掬い取り形になった、自分にとって一番気持ちのいい瞬間でした。
ちなみに、兄さん方姉さん方は24時間テレビ的に手を振って〜 とリハーサルまでずっとふざけていてそれを見るたびに僕は「一番ダサいやつ」と笑っていましたが、実際面と向かった博文さんの世界はシリアスで没頭力のある、多面的な表現で本当に感動した。みなさんもそうだったと思う。

ライブの映像配信期間も終わって、ひと息つきつつ、事務処理などしているときに、
「みんな楽しそうにしてて良かったよな。」と思ってます。
なにしろ6/25は正式なるCDの発売日であるから、また近々色々とアナウンスさせていただくかと思います。
今は、みんなで「感想を言い合う」様な、そんな滋味深い会が出来たら良いよなって思っている。
今年はまだ何度でも言います。博文さんおめでとうございます🎊
コメント