#心ayU tokiO回想家族

10/13 パソコン音楽クラブの「See-Voice」の話、他

パソコン音楽クラブの3rd アルバム「See-Voice」がリリースされました㊗︎
自分は2曲目の「Listen」という曲でボーカル参加しております。
呼んでくれてありがとうパ音!
この特設ページが良いのでぜひご覧ください。
いろんな人のコメントが載ってますが、そのどれもが良いですね。
なるほど、なるほど、という感じで全部読みました。
そして今回の音源制作の過程ですが、パソコン音楽クラブならではという感じで面白かったです。
遠隔レコーディングでのデモのやりとり、本番はしっかり柴田くんのディレクションによるものでしたがこちらも微妙に独特な環境で、
このムードって徹底して意識して作り込んだものってわけではないと思うんですけど、滲んでくる独特のバランス感覚がとても魅力的だと思いました。
どこかのインタビューでも見ましたが、「この機械かっこいいな、これで音楽やったら楽しそうだな」の感覚で選んだもので作った音楽が実際に 楽しい ってなるのは実は難しいこと。
さらにそれを良い音楽として結実させるのもやっぱりすごいこと。
その後押しに少しでも参加できたら良いな と思いながら歌わせてもらいました。
ばっちりカッコいい作品となっていて自分もすごく嬉しく思います。
改めてもう一度、パソコン音楽クラブ アルバムリリースおめでとうございます㊗︎
ありがとう。
—–
ある日、

リブハウスから依頼されていたスペアのアンプを用意して納品する。

俺の中にブローカーと修理人の血が流れる。

備蓄はとても大事です。

少しだけその日のライブのリハーサルの様子を見る。
フレッシュな会話に耳を傾け、自分のことを一人客観的に見つめる。そんな時間が増えてきてる。
アンプの音が無事に出ている様子を確認して店を出る。このライブハウスのトーンも大分決まってきている様子。
車まで歩く道の上、父や母にしばらく会っていないことを思い出して急だったけど会いに行くことにする。
ぼんやりといくつかの事を考えながら、いつもは通らない道を走ったら少し迷った。
それでも地図は持たない方が良い。
もともと母の実家だったこの家を初めて訪れてから数十年経つ。
じいちゃんが死んで、ばあちゃんと一緒に僕の父と母が住むようになってから雰囲気はだいぶ変わっているけど、家の中に入った時の「しん」とくる、幼い時から感じるムードはそのまま。
そんなことをふと思い、この感覚は「部屋の鳴り」がもたらすものなのかもなと初めて閃いた。
最近自分のやっている事から、今はほとんどの発想がそっちに向いている。
匂いの印象は記憶と強烈に結びついている様だけど、「そこにいる」という雰囲気を感じ取るのは案外鼻よりも先に耳なのかもしれない。
場所を作るならそういう場所を選ぶべきだ。
母と話す。
母は絵を描く。光が丘の家でやっていた母の絵画教室の最初の生徒は僕と僕の幼馴染のななちゃんという女の子の二人だった。それから何十年もその絵画教室は続いた。
端的にいって、変な子ばかりが集まっているなと思ってたけど、中にはすごい素敵な絵を描く印象的な子もたくさんいた。
その子たちは大体が学校ではうまくいってないみたいだったけど、うちに来てる間はすごい部分だけ見せているから、僕にとってその子はすごい子。それのみ。
誰にでも良くいられる場所がある。ということ。
良さはどこかにあるということ。そして、探せばどこにでもあるということを確信しております。
母はおばあちゃんになった今も変わらず絵を描く。
変わらずというけど、絶えず変化している様でもあって面白い。
snsに作品をアップしたら人からイイねがたくさんついて嬉しい 展覧会がタダで出来るのが良い。と、ポロッと言うので笑った。
ムキにならない程度にイイね集めて高めてください。🗻
しばらくしたら2階から親父が降りてきた。
ayU tokiOのヨレヨレのTシャツを着ている。
前に来た時にも着ていた気がする。いい感じだ。
僕と親父は顔がよく似ている と昔からよく言われる。

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