先日、
「新たなる解」レコードの再発に先行して「狐の嫁入り」の音源を公開しました。
ぜひ聞いてみてください。
新たなる解に音と制作の気分を寄せることを意識した2020年製。ミックスは森達彦さんです。
この曲はMAHOΩでやってた曲。
自分のこれまでの活動を通しても特に思い入れのある曲。
これ作った時にゆうくんが褒めてくれたのは一生の宝ですな。(他のメンバーも喜んでくれて嬉しかった。)
自分にとっての大事ものを、いつだってそのとき側にいる人に自分と似た理解の仕方で受け入れてもらえるわけじゃない。
自分の大事なものが尊重されて共有されるのは稀なこと。
そんな現象のそばには成功に似た形の何かがある気がする。
シンプルに今思うのは、
自分の歌う歌を聴いて、歌詞を想って しゅんとしてしまう様な(だいたいしゅんとしてるから)
そういう人といると僕はだいたい幸せ。
単純なこと。シンプルなことが一番の幸せ。しゅんとしてるのが幸せ。ということか。
良い言葉や、知恵や、技術でなく、
期待もなく、羨望や嫉妬のない、
「共感」は奇跡。
それはきっとこの世の宝。
最近ビートルズのゲットバックを見て、誰もが知る名曲をポールが歌っていた(録音?)そばで、
寝っ転がって替え歌を歌うメンバー・その恋人・たくさんのおじさん・子供・うたた寝するメンバー・やばめのブーツを履いているメンバー、がいたことを知り「嘘だろ、、」と思いました。タフ。
あれを観た、バンド活動を経験した多くの人と語りたいものですね。
ゆうらん船の本村くんと話したら、彼の見たジョンレノンと僕の見たジョンレノンだと、これまた表現する言葉が違っていてなかなか面白かった。
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先日、
ゆうくんの誕生日に「音楽始めて25周年」のイベントをやるということで、僕は「スガナミユウとうたの世界」というバンドにギターで参加。
短い時間だったけど楽しかった。良い曲ばっかでギターが楽しい。最高。
音楽友達がだんだんと普通の友達の付き合いになっていくのも悪くはないけど、寂しい。
ずっと続ける誰かのこと笑わないであげて欲しい。きっとその「いじり」と釣り合わない大変さだからさ。
って、これは別にゆうくんの話じゃない。俺の話でもない。
なんにしても、ゆうくんの周りの人たちは気さくで、それぞれにヒリヒリしたところもあって良いな と会場を眺めて思いました。
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次の日、
さらに次の日、
と、それぞれ別のレコーディング。@日野音楽室第Ⅲ
どちらも佳境。みなすごいエナジーで個性的(人格が)。
スタジオで作ったものたちが発表されるタイミングが揃いそうで嬉しい。
もう時期に春です。今日もかなり寒いですが。
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