先日新年初めのライブを弾き語りでしました。
下北沢のトビラという料理屋さんが今月で終わってしまうということで、トビラのケンタロウさんに誘われて演奏しました。
トビラではいろんな人に出会ったし、良い思い出がいっぱいあります。
大橋さんがカレー二皿半くらい食べてて、そんなお腹空いてたのかなと思ったんですが、
お店なくなっちゃうから最後にいっぱい食べようって事なのかなと思って、そういうのなんか良いなと思いました。
クマに鈴のレオくんが来てくれていて、大橋さんに「大橋さんの靴下サッカーソックスですね」と何度言っても「そうかな、違うでしょー」と応じていて、僕もサッカーソックスだろうなと何度も思いました。
「犬にしても」という曲を初めて自分一人で歌いました。
演奏はボロボロだったけど、なんか良かった気がします。
この曲を作った頃自分が歌詞に乗せて歌いたかったことがたくさん詰まった曲だからすごく気に入っています。
この曲は、音源でもライブでもやなぎさわまちこが歌っています。
この曲の7インチをリリースしてくれたなりすレコードの平澤さんは、ayU tokiO久々の新曲が自身の歌唱ではないことに何も突っ込んだりしませんでした。
ジャケットにはベドリントンテリアというとても珍しい種類の犬が写っているんですが、「この犬が良いから探して欲しい」と言ったら平澤さんが見つけてきてくれて、出会わせてくれておかげで満足度120%のジャケットになりました。
全部笑って許して、全部なんとかしてくれました。いい人です。
初めて自分で人前で歌ってみて、そんな事いろいろ思い出したりしてジーンときました。
この日の最後に出たたけまつさんのギター演奏がすごくよかったです。
足組んで座って弾く時、浮いた足がひよひよと動くが犬の尻尾のようでとても良いです。
新年最初のライブの日はそんな感じでした。
ところで、
最近小山ゆうの漫画を立て続けに読んでいます。
小山ゆうといえばやっぱり初めて読んだ「あずみ」の印象がすごく強いから、どの作品を読んでても大事な人が簡単に死んじゃうんじゃないかと怯えてましたが、他の作品ではあまり人が簡単に死にません。(「愛がゆく」では沢山死ぬ。)
色々読んでいると、むしろ死ぬことよりも生きることの方に照準が合っている感じがするので、最近は生き方って大事だよなと思ってます。
ゴロツキキャラの下品さもすごく良い。
絵は決して書き込みの多い今っぽい感じじゃないですけど、感情的な「目元」「口元」「顔の角度」がたまんないです。
小山ゆうの作品には吹き出しの中に「…」しかない場面が多いです。
すぐに言葉にならない気持ちってあるもんね。なんだかとてもリアルだなぁと感じます。
「…」が多くて表情がすごい漫画がめちゃくちゃ好きです。
そういうの読むと、「漫画だなー!」と心底感激します。
そして、
ayU tokiOの新作を作ってます。
なんかいろいろ考えながら作業してます。
燃えてます。
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