ガソリンスタンドで消耗を指摘されたので車のタイヤ交換→そのまま車検に出すことにした。
手続きや代車を待つ間ぼんやりとテレビを見る。
「徹子の部屋」の音の少ない独特な雰囲気。
お客さんは中野良子さんだった。
ほとんど話は頭に残ってないが、三十年のブランクを経てテレビに映る不思議な存在感が印象に残った。
代車でレコーディングへ向かう。
代車にテレビが付いている。
テレビのワイドショーで連日放送されるコロナウィルス情報。
感染ルート例として「ライブハウス」が出てくると切ない。
1日も早く収束してくれることを願う。
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男二人きり、この日はギターとボーカルの録音。
とても優しい歌だ。まず自分がそう思えることがとても嬉しい。
関わる良いと思えることは何よりも大事なこと。
演奏で関わる人も自分にとってかけがえのない友人。
その人たちがこの曲の制作過程でなにかしら感激している様子をみるととても幸せな気分になる。
そんな風に制作過程の「良さ」を確認出来ると自分のやり方に手応えを感じる。
この制作の根っこを見失わず、
毎日価値観が変化する自分にも無理をさせず、
バランスを保って「はじめ」をさらに強くしていく。
これをもう一年あまり続けている。
常に心がける。
1日の終わり、帰り際にディストリビューターの方と話していて、「新譜はとにかく、良いものを作ってもらうことが一番大事」と言ってくれてそれが心に響いた。
よく聞く言葉ではあるが、心に響いた。
毎度毎度、スタジオにゴミ袋を貼ってくれたり(これはなんか嬉しい)、機材の調子を聞きにきてくれたり、他にも何かと気にかけてくれている人だからこそ言葉のありがたみが違う。
情報を選び取る根拠は様々だが、ルールがあるようです。
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