もう完全に年越しましたけど、一応昨年心に残ったものを振り返って今年に進みたいと思います。
日野音楽室第Ⅲスタジオシリーズ、
メルシーメルシーミーというバンドのレコーディングをしたのが印象深かった。
ずっと続けるのは大変だけど良いことだ。
そういえば、別なところで「拗らせ続けるのは魂を保管するために大事なこと」という話をしたんだけど、良い意味での拗らせ(良い意味ということで捉えてください)は、
正に 魂を保管するのに適した行動と思う。逆にキモい拗らせ方するおっさんにならないために、これから先は身の回りに置くものはより一層しっかりこだわって、本当に好きなものだけに。それだけが自分の魂を自立させる唯一の手段。
スタジオでのレコーディング仕事ってこの先どんどん減るんじゃないかなと思う。
どうせそんな危なっかしいこと(スタジオの維持)してくなら、自分が最高と思えるものにと ここでも思う。
目指すは自前のコンソールです。
MOTUのmk3世代のルックスがとにかく好きすぎて(音も使い勝手も)いくらぶっ壊れても直して使うつもり。
パソコンの、特にosに進み具合によって名機が過去のものにされていくのは勿体無いことだと思う。
依存したくない。そういうの怖い。
スタジオはじめてなんだかんだで3年経った。
これまでのワークスをまとめたり、webページを公開した。https://hino-ongakushitsu.tokyo/works/
そしてやっと看板つけた。あと、ごく最近Googleマップにも情報をあげた。今までは「住所教えてください」って言われると隣の飲み屋の住所送ってたんだけど、これでみなさん間違えず来れる様になったはず。(いままですみませんでした)
で、キャンペーンやってみたけどほぼ応募者来なかったw
なかなか悲しかったけど「すぐに録れる曲がないんです、、」という声を聞いてそれもそうかと思いました、また同じ様なことやろうと思うのでみなさま曲を用意しておいてください。
そういえば2023~2024年末年始顔面神経麻痺っていうやっばい状態になって、しばらく顔半分動かなくなった。めっちゃしょげたけど即病院に行ったおかげで割とすぐに快くなってよかった。
そんな中でマインクラフトやってた。
ネット上というかバーチャルでの在り方を考えるきっかけとして(逆に、現実と向き合うアイデアを得る場として)ゲームはいつもなんか良い感じのヒントをくれる。
マイクラの他にも大小様々なゲームに常にハマってた気がする。
コロナ禍よりちょい前くらいから「ライブ盤」に興味がある。ちくちく宅レコしてステレオの音像の中に自分のイメージを展開する作業とか、そういう事に向かうレコーディングに飽きたんだと思う。
でも偶然性とかそういうものに強く惹かれるというわけでもなく、
「後からどうにかしよう」ということでなくて「しっかり準備して臨もう」っていう姿勢が強くなってきたってことなのかなと思ってる。
編集された映像や文章を浴びまくって暮らす様になって、初めはそれでも全然良かったけど、次第に「編集の気配」によくない意味で敏感になった。
もうちょっと本当のことが知りたいと思う。
初めから、手に届くものだけを知りたいと思っていたい。
全てではないけど、用意されたフォーマットに乗っかるのが怖いと思う様になった。
できる限り自分のことは自分で。もう全部AIでいいねってならない様に。
自分でやる意味、誰かやなにかに任せる意味をずっと探してて、その決定の判断を流れや雰囲気で濁らせない様に。
漫画が一番おもしろい。音楽より全然面白くてくやしい。
ダイヤモンドの功罪は野球漫画なんだけど、この時代この瞬間の多様性をとてもナチュラルに描いてるなと思う。
時代ごとの葛藤に常に一番敏感で寄り添いがあるから漫画作品はすごい。漫画家がすごいのか、編集がすごいのか、なんかよくわからないけどこのマンガがすごい。
求められず自分の内から湧く楽しさを表に出すのが「表現」と思う。今の時代、気になることは多いけど、COMPLEXの主宰としてそういうものを出してきてくれと願ってるし今年はハッパかけて参ります。(趣味)
実の兄(俳優みたいなことしてる)から声をかけられてAmazonのドラマでギターの演技指導という不思議なことをしてたものがやっと公開された。
完成した作品が面白くなってて嬉しい。監督凄すぎる。厳しそうだったけど凄く気配りのある人だった。
夏に櫛引さんのライブに参加し、他にも彼女のソロ作品や新しいバンドの録音ミックスをした。
マイペースに、内から湧く楽しさを表に出す「表現」をしているなと思う。リスペクトです。
高校の同級生で一緒にコピーバンドとかやってたどんちゃんと会った。
ここでも、内から湧く楽しさを表に出すのが「表現」と思った。
正直に。
メンバーさんの機材を修理した縁でライブを見させてもらった。
長渕剛ライブ素晴らしすぎて完全に好きになりました。
漫画が一番すごい2。
葬送のフリーレンで自分に刺さったのは、
・1000年魔法を好きでいるという「表現」(として受け取った)、
・異文化&同言語でのコミュニケーションと相互理解の可能性、
・昔仲間と来た道を辿りながら現代のリスキリング的マインドで悠久を「やり込む」感 の辺り。
人外なファンタジーの世界でも、普遍的な人間の悩みが違和感ないものだと思うのは、結局人が作った作品だからなのかな。とかも思う。
近年は年に一度旅行に出かける。
しんしんと長浜屋のラーメンセットを買って帰ってきたけど、しんしんの方は店の感じしっかり出てて嬉しくなった。
ぽこぴーは砂の壁の青木くんに教えてもらって知ったんだけど、vチューバーって最高じゃんと思った。
ぽんぽこチャンネルは外ロケ的なものも多く、顔が出ないだけで普通にYouTuberだなと思った。
あと中の人が実の兄妹であるというのも最高なファミリーコンテンツ。
家族仲良いのはてえてえ。それだけで、触れるだけでエンタメ。
年末コロナにかかり瀕死になった。
発熱に強い方であるとは思うけど流石に心がかなり弱った。
そしていまだに匂いは3割くらいしか感じてないし、むしろ後遺症が厄介なのかもしれない。
AKAI MPC2000(初代)が面白い。と思う。実は2017年のやなぎさわまちこ作品でも「これを使って欲しいのです」とあてがい音楽制作に実戦投入したことがあったが(人の作品で)、その頃よりもシーケンサーやサンプラーに対してムムッと解像度は上がっている気がする。
97年にこの機材を即導入即制作された音楽全部聴きたい。そっと教えてください。
グラニュラーサンプル音やモジュレーション系エコー音、そしてそれらのデジタルローファイフィルターで聞かせる系は大分満足し、未来の名機・迷機にも当てがつき、自分なりのお気に入りも見つけられた。
ということで、しっかりBOSS のOD-1をもう一度見直す時期かと思った。
自分にとってのOver DriveってBOSSなんだよな。
これも数度目の挑戦だけど、今度はもっと解像度あげ目に取り組めそうなのでじっくり作ってみようと思う。
意味を探すのに数年かかる。2025年は近年の集大成的ななんかしらを目指したい。
数少ない「書く機会」を与えてくれたオトナノに感謝。
2024年も何回か書かせてもらいまして、全部張り切って書いた つまり張り切って音楽を聞いた記録でもある。
ので読んでみてください。
ノリで買い、はじまったたまごっちuniとぽこピーがコラボしてしまった。
どっちも好きだとコラボは最高 っていうユーザーの気分を久しぶりに味わった。
なんでもいいからしっかり好きなものが多くあると日々が楽しい。
自治会に入って数年、ついに組長のお鉢が回ってきたので一年緩くがんばった。
春と秋の市の清掃日と夏祭りくらいしか大した仕事はしてないけど、やったらやったでなかなか良い。
近隣の人が気さくだったことや見えないところで組織が張り切っていることが知れただけでも良い社会勉強になった。
とか、お客さんみたいなこと言ってちゃダメで、もっとリアルに町に貢献していきたいという願いを持つべきだなと思ってます。
はい。そんな感じで生きてました2024年。
2025年は、
音楽家の人、音楽レーベルの人、レコーディングする人、楽器修理したり作る人
それらのニッチな部分をニッチに見つめてきたことの集大成的な何かを表現する。
という感じで大きくまとめておきます!今年もよろしくお願いします!
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